要介護妖怪爺だった黒ラブ「ラブ爺」の想い出、ヘタレのキャリチェン・きいちゃんの毎日、それに管理人の思いつき話を綴ります。
いつかお別れの時が来るから
2011年11月10日 (木) | 編集 |

きいちゃんは5歳ですから、まだ老犬ではありません。
何事もなければ、まだこの先10年くらいは一緒にいられるでしょうか。
そうであって欲しいと思います。

爺様は、17歳2カ月でお亡くなりになりました。
本を読んでくださった方はご存じだと思いますが、16歳を過ぎた頃からはやはり
それなりにお世話に手はかかりました。

犬の飼い方についての考え方は、人それぞれだと思います。
ほとんどの方が、自分のやり方が正しい、若しくは良いと信じてそうしているのでしょう。
犬の個体差もありますから、飼い主さんが愛情を持ってきちんと観察し、かつ
勉強したうえで出した結論であるならば、他人がとやかく言う事ではないと思います。

ただ、明らかに体力の衰えてきた老犬に対してどう接しているかで、私は飼い主さんの
資質が見えるような気がします。

もっと言うならば、人間性が見えると思います。

手がかかるようになってきて面倒だから、と室内犬を室外犬にする人。
老いていく様を見ているのが辛いから、と他にゆだねてしまう人。
などなど、私には理解出来ない飼い主の話を聞いた事もあります。

こんな人達には、二度と犬を飼って欲しくないと思います。

老犬と暮らす事は、正直楽ではありません。
手間がかかる。お金もかかる。

あっという間にいなくなってしまう子もいますが、爺様のように1年以上要介護生活を
送るとなると、それなりに大変な事はたくさんあります。

本の中でも書きましたが、殺しても死なない頑丈さを誇るワタクシでさえ、帯状疱疹
ダウンするくらいに疲れた事もありました。

疲労ゆえに、気の利かないターミ兄とケンカする事も何度か。
遊びにも行かれず、出かけてもそそくさ帰ってくる拘束に、げんなりした事もありました。

そして、爺様の重い体を支えるのに、腰痛知らずの私でもマッサージ通いを必要と
しました。

同じ事をあと1年やれ、と言われたら、いかに体力に自信のある私でも、出来たかどうか
自信はありません。

でも、良くしたもので犬はちゃんと見ているんですね。
もうダメだ、となる前に最期の時はやってきました。

お世話は大変だけど、長い目で見れば短い時間です。
10年以上、楽しい時間をくれた子にそのくらいの恩返しをするのは、飼い主の
義務だと思います。

それに考えようによっては、介護ってなかなか楽しいものです。

爺様は要介護妖怪犬でしたから、時にバトルのような駆け引きもあり、今思い出すと
とても面白かった。
対人間では、あんなに面白い経験は二度と出来ないだろう、と思うくらい
楽しい時間でした。

あまりにも面白かったので、本にまとめて残しておこうと決めたわけですが・・・

別に、介護は100%頑張らなくても良いんです。
手抜き出来るところは手抜きして、誰かの援助は遠慮なく受け取って、休む時は
休んで深呼吸をして・・・

やがてきいちゃんも年を取るでしょう。
どんなシニアライフになるかは、神のみぞ知る、です。
でも、どんな介護生活になろうとも、出来る限りの責任は果たしたいと思っています。
自分自身が、後悔しないためにも。

最近、シニアわんこさんのブログを見かける事が多くなりました。
今、介護生活を送っておられる方々に、私は心からエールを送ります。

介護は永久には続きません。いつか終わりになる時が来ます。
その時まで、今の一瞬をどうかゆっくり味わって欲しいなあと思うのです。

甘甘きいちゃん1
甘甘きいちゃん

甘甘きいちゃん2
いつまでも膝枕してて良いからね

 

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コメント
この記事へのコメント
まだ想像できないけれど
猫を看取ったことは何度もありますが、どの子も
闘病生活は短く、はかない別れでした。

莞太は9歳ですから、「もう5年かな?6年?
7年?」と思ってみることもありますが、まだま
だお別れも介護も想像することができません。
今年やっと運転免許もとれたので、いざという時
は、頑張るままになりましょう!

膝枕で、満足気なきいちゃん、か、可愛い!
2011/11/10(Thu) 17:05 | URL  | 莞太まま #79D/WHSg[ 編集]
Re:まだ想像できないけれど(11/10)
莞太ままさん

そうですね。
想像してもその通りにはならないかもしれませんし、きいちゃんは
爺様とは違うでしょうし…
だからいざという時は、頑張るままです。
その覚悟だけ出来ていれば、何が起きても頑張れるんじゃないかなと。

まあきいちゃんは爺様と違って、妖怪にはなりそうもないので
ちょっとは楽かも…なんて気もするのですが。
でも別の事で、また大変だったりするかな…

それでもやっぱり、頑張るままですよね。

膝枕(腹枕?)で何故かウットリしていたきいちゃんです。
ターミ兄の大きなお腹は、あったかかったのでしょうか。

2011/11/10(Thu) 17:37 | URL  | ターミ姉 #79D/WHSg[ 編集]
はじめましてではないんだけど・・
爺さまのファンですよ! ブログいつも 読ませてもらっています
ワンコライフは 姉さまに同感です

介護は大変だけど 今思い返しても 幸せな時間でした
爺さまの本が 私の中では 一番の参考書でした
この本に出会ったことが ラッキーでしたね
おかげさまで 先代ラブちゃんは 虹の橋をルンルンで 渡ったと 信じています<幸>
2011/11/10(Thu) 19:33 | URL  | なかちゃん #79D/WHSg[ 編集]
Re:はじめましてではないんだけど・・(11/10)
なかちゃんさん

コメントをありがとうございます。
そして、いつも読んでくださってありがとうございます。
嬉しいです。(どこかでHNをお見かけしたような)

そうそう、介護ってその時は大変なんですけど、あとで思い出すと
結構幸せな時間なんですよね。
私は、今までの人生で一番充実した時間でした。
まあそれまで、いかにへらへら過ごしていたのかと言われれば、そうなんですが…

いなくなってしまうのは寂しいですけど、繋がりがなくなるわけではありませんから
悲観する事はないと思います。
私は今でも、いろんなところで爺様と繋がっているなあと感じますし、
そう感じてくださる方もたくさんおられるので、その点ではむしろ嬉しいです。

先代ラブさん、あちらで楽しく過ごしているような気がします。
少しでもお役に立てて、良かったです。



2011/11/10(Thu) 19:44 | URL  | ターミ姉 #79D/WHSg[ 編集]
老犬介護、経験はありませんが・・・
本日の記事。
私が言いたい事、すべてが書いてあり
同じ気持ちの人がいてくれたことに、泣けてきました。

私は、介護の経験こそはありませんが、初代の黒ラブ♂を比較的若くして病気で亡くしました。その時、介護に似た経験を短い間ですが、体験しました。

恩返し・・・わかります。
私も、初代の子にしてあげられなかった分も、今ある命を最後まで責任を持って大切にしていきたいと思っています。

実は、私もブログをしていまして(始めたばかりですが・・)
もし、どんなヤツだ?なんて思ったら、覗いて頂けたら嬉しいです。http://mybuddyneo.exblog.jp/
なんの面白みもない、ブログですが・・・(笑い)
2011/11/10(Thu) 23:21 | URL  | neomama #79D/WHSg[ 編集]
Re:老犬介護、経験はありませんが・・・(11/10)
neomamaさん

ブログ、拝見しました。
保護犬さんがいるんですね。
お腹の調子が良くなさそうですが、早く治ると良いのに…

爺様もお腹は弱かったんですよ。
一旦下痢になると1週間くらい治らなくて、ひどい時には血便になってしまったり。
きいちゃんはその点、お腹は結構丈夫なので助かります。
その子の性質なのかな。
うまく合う食事などが見つかったり、原因がわかって対処法が見つかると良いですね。

老犬介護も病犬介護も、お世話をすることに変わりないです。
都合の悪い時に何が出来るかで、私はその人の本性がわかると思うのです。
病気になったから、年を取ったから、それで責任を放棄出来る人間には
なりたくありません。
山の中で、縛り付けて捨てるなんてサイテーです。
それをしている人間の姿は、鬼と同じだと思います。

全てのものはどこかで繋がってると、私は信じています。
だから爺様と私も繋がっていますし、きっとneomamaさんと先代わんこさんも
ネオさんも保護犬さんも、みなどこかで繋がっているのだと思います。
でも、責任を果たさない人間は、どことも繋がれないのでしょう。

またゆっくり、ブログにお邪魔させていただきますね。
2011/11/10(Thu) 23:55 | URL  | ターミ姉 #79D/WHSg[ 編集]
凛もシニア圏です・・・
私が姉さんのブログを読み逃げしはじめたのは茶々が凛の年くらいだったのでしょうか・・・。
おもしろくて、おもしろくて何度も何度も読みました。
今でもたま~に遡ったりしています。
(本だけじゃ足りなくて・・・)

シニアは愛おしいよとシニアのワンコと生活をされた方はみな言います。私も茶々がシニアになってやっとその言葉が解りました。
可愛いではなく、ホントに愛おしかったです。

茶々はあっという間に逝ってしまったので、介護の経験はありませんが、とても大変だという事は想像できます。
一日24時間、一年365日、身体の大きな言葉の通じない子をずっとお世話しなければならないのだから、それはそれは大変な事だと思います。
調子の良い時ばかりではないでしょうし・・・。
でも、そんな濃密な時間を共有したからこそできる絆のようなものがあるように感じます。

これから凛も年を重ね段々わからんちんになってくるんでしょうね。
今はおマヌケだけだけど・・・(笑
ちょっと楽しみだったりします。
そして、姉さんのブログをまた最初の方から遡り読み返す頻度が増えるのだと思います。
2011/11/11(Fri) 00:08 | URL  | char-rin #79D/WHSg[ 編集]
Re:凛もシニア圏です・・・(11/10)
char-rinさん

そうでしたね。最初に来てくださった時は、茶々くんがまだ中年プラスα
くらいだったんですよね。
凛ちゃんは、きいちゃんくらいだったのかなあ。
時間の経つのは早いものです。

爺様亡き後、爺様のガールフレンドやお友達も次々といなくなり、
二代目になったところもたくさん。
先日は、二代目をひっそり迎えられていた方達に偶然コンタクトがとれました。
やっぱりわんこ無しはつまらないと。

若い時の楽しい想い出ももちろんステキなんですけど、年老いた子の
いとおしさはまた格別ですよね。
人間の年寄りをいとおしいなとどは金輪際思いませんが、なぜかわんこだと
何でもOKになって、お世話したくなります。

大変なのがわかっているのに、またわんこを迎える。
犬馬鹿って、懲りないんだと思います。

凛ちゃんはちょっと、妖怪婆路線っぽい気がします。
どんどん頑固になって、わからんちんになって、マイペースで勝手気ままになって。
私も楽しみです。


2011/11/11(Fri) 11:13 | URL  | ターミ姉 #79D/WHSg[ 編集]
Re:いつかお別れの時が来るから(11/10)
本当にそうですね…いつかお別れが来るから、じっくり楽しく介護が出来たら良いですよね。
ティピも、病気じゃなくて老犬ティピの介護がしたかったです…。

それに老犬になって世話が大変だから保健所に連れて行くとか…って言う人間…ぶっ殺してやりたくなりますね、まったく!!

寒くなったからかしら、ルナもお膝のうえに乗りたがります。
2011/11/11(Fri) 11:15 | URL  | Yoko #79D/WHSg[ 編集]
Re[1]:いつかお別れの時が来るから(11/10)
Yokoさん

誰かが言ってました。どうして犬の寿命はたった15年かそこら、良くしても
20年くらいなんだろうって。
それって、それ以上長かったら、お世話出来ない飼い主がたくさん出てくるからかも…
と思いました。
ただでさえ無責任な飼い主が多いのですから、犬の寿命がそんなに長くては
犬が迷惑かもしれませんね。

限りある時間だから大事に過ごそうと教えてくれるのも、犬です。
捨てるなんて、頭がおかしいとしか思えません。

ルナさんも膝乗りの季節ですか~
さっきそぉ~っと見たら、きいちゃんもとうちゃんの膝に乗っかってました。
カメラを持っていくと降りてしまうので、そっとしておきました。

2011/11/11(Fri) 11:47 | URL  | ターミ姉 #79D/WHSg[ 編集]
Re:いつかお別れの時が来るから(11/10)
ルビ婆の介護は大変だったけど 楽しかった 本当にいとおしくかけがいのない時間だった
若い時の思い出がふっとんでしまうくらい・・・
わがままをいうのが 腹も立ちいとおしくもあった
ドーラのかわいいとはまた違う色の愛
残り少ない時間をおしむかのような時間 
ルビーも最後少し錯乱してるかのような時間があり もうだめと思った時に 逝ってしまいました
この錯乱がいつもで続くんだろうかという不安
2-3時間おきにひっくりかえしてやるのなんて楽勝
全く眠れないというのは辛かったなあ しらじらと空が開けるころ 婆さんはうとうと眠りだしこちらは眠れなくなる・・・
でももう一度やれというなら それ以上のことを何度でもしてやるつもりです 
2011/11/11(Fri) 13:13 | URL  | DOGLAB #79D/WHSg[ 編集]
Re[1]:いつかお別れの時が来るから(11/10)
DOGLABさん

東のラブ爺・西のルビー婆というくらい、妖怪度では良い勝負でしたもんね。
あのワガママぶりと言い、若いきいちゃんなんて蹴散らしてしまう勢いと言い、
パオパオ鳴きまで似ていました。

でも強烈であればあるほど、その繋がりは強い気がします。
爺様との繋がりなんて、切ろうとしても切れないくらい、強くてしぶとい。
今ここにいたらめっちゃ面白いと思いますが、想い出だけでも結構楽しいです。
あんなに喜怒哀楽を全部まとめて感じた時期はなかったですもん。

可愛い、を通り越して、いとおしいんですよね~
若い子はもちろん可愛いし、どの子も可愛いんですけど、それとシニアとの付き合いは
また違うものだと思います。

今また同じことをやれと言われたら、今度は学習してもう少し効率良くやれるかな。
そしたら、もうちょっと長くお世話してやれるかな。
飼い主がもうダメじゃ、と言う頃をちゃんと見計らって逝きますもんね。
妖怪老犬達も、ちゃんと仁義はあったんだなあと思います。
それが人間と違うのかも…(だから人間は可愛くないのかな)


2011/11/11(Fri) 14:33 | URL  | ターミ姉 #79D/WHSg[ 編集]
一番近い?
要介護ワンコに一番近いフィリーばぁですが今は元気印!
お芋のためなら走る走る・・・
我が家は要介護に一直線なニンゲンもフタリおりますから
同時期だとどーなるんだろ?と不安ですがママ的にはワンコ中心で・・・

ほんとにどういう気持ちで介護放棄なぞする気になるのか
yokoさんじゃないけど回し蹴りしてやりたいです

フィリーも妖怪ばばぁになっても頑張って貰いたいです
2011/11/11(Fri) 20:01 | URL  | フィリーママ #79D/WHSg[ 編集]
Re:一番近い?(11/10)
フィリーママさん

フィリー婆の足腰は、妙に強いと思います。
お目目が見えなくても鼻パクも出来るし、お耳が聞こえなければ
余計な事も聞こえないし、お年の割には元気婆ですよね~
体育会婆と言ったら良いのかな。

そうですよね。人間とわんこと同時介護になったら、私も気持ちは
わんこ優先です。
でもフィリーママさんの場合、どちらもお手伝い出来る人物が
何人かいるではないですか。
いざとなったら頼ってくださいね。
って、ウチにも80代のジジババがいますが…(どこも悪くないから
多分後回しですな)

妖怪ジジババ、大拍手です。
フィリー婆が、どんどんわからんちんで頑固で強情になって、
そしていつまでも元気でありますように…



2011/11/11(Fri) 21:19 | URL  | ターミ姉 #79D/WHSg[ 編集]
オンタイムで介護中
我が家のニコル、15歳10か月でいよいよ要介護生活に突入しました。
全く立ち上がれない日があるかと思うと、頑張ってでんぐり返ししてくる日がある。
もうダメかも…と涙していると、突然復活してくれる。
本当に浮き沈みが激しい、今日この頃です。
あとどのくらい一緒に居られるか…何より残された日がニコルにとって
穏やかな日々であるよう、お世話したいと思ってます。
2011/11/11(Fri) 23:55 | URL  | 結里の母 #79D/WHSg[ 編集]
Re:オンタイムで介護中(11/10)
結里の母さん

そっかあ…ニコちゃん、もうそんなお年になってきたんですね。
時間の経つのは早いですけど、特にわんこの時間は早いです。
さらに、シニアわんこの時間はあっという間な気がします。

ご長寿仲間のコアちゃんのままさんともよくお話しましたが、
老犬介護ってジェットコースターに乗ってるみたいにスリリングですよね。
ゆるゆる昇ったかと思うと、急降下でまっさかさまに落っこちたり、
時には「きゃあ~」と叫びたくなったり。
でも最後のチェッカーーフラッグが振られるまで、頑張ろうねって
お互い励まし合いながらゴールまで走りきりました。

一緒にお泊まりした時のニコちゃん、とっても可愛くて良く覚えています。
「あのね、野乃ちゃんがね…」
って一所懸命言いに来たの、可愛かったなあ。

残された日々が、穏やかで平和でありますように。
2011/11/12(Sat) 09:39 | URL  | ターミ姉 #79D/WHSg[ 編集]
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