要介護妖怪爺だった黒ラブ「ラブ爺」の想い出、ヘタレのキャリチェン・きいちゃんの毎日、それに管理人の思いつき話を綴ります。
要心療内科系男子とわんこ 
2010年02月21日 (日) | 編集 |

ワタクシの通っているおダンスの教室は、大船の某ビル4階にあります。
いつもエレベーターを利用するのですが、時々ちょっと心に問題のありそうな
若い人たちと一緒になることがあります。
その人達は皆、3階の心療内科クリニック・デイケアセンターで降りていきます。

何故心に問題がありそうと思うかと言うと、若者なのに妙に暗い
うら若い20代と思しき女性なのに、洒落っ気がまるでなかったり、下を向いたまま、
一言も口を利かない、などなど。

そうかと思うと、異様に陽気にしゃべる若者もいました。
「へぇ~ダンスに通ってるんだ。俺もね、行ってみたいと思ってるのよ。でもなかなか
ヒマがなくってさ~」
そして降りる時に、
「頑張れよ~」

あのさ、明らかにワタクシはキミよりも一回り以上年上だぜよ?
キミこそ頑張った方がええんとちゃう?
それにヒマはすごくありそうに見えるけど?

またある時は、親子と思しきオバサンと娘が乗り込んできました。
オバサンは一方的にしゃべりまくり、娘はだんまり。
う~ん、不思議な雰囲気。

とまあ、普通とちょっと違ったオーラの方達とお会いする機会があるわけですが。

別に大船のエレベーターの中でなくても、実際にはもっと身近に同じような人種が
いたりします。
実は、甥っ子もニートなんですな。
でも最近は珍しいことではないらしく、友人の息子も、高校に行かずニートだと
話していました。

さらに身近なところでは、今ウチに転がり込んでいるいぬたま君の兄貴も、ちょっと
この人たちのお仲間と言えます。

専門的な事は、私は素人なので全くわかりません。
だから、例によってただの一般人の観察に過ぎないのですが・・・
この身近な子達には、共通することがいくつかあります。

まず、嫌な事に立ち向かう力がない。
具体的な理由はわかりませんが、彼らは皆自分が苦手とする事、あるいは少しでも
嫌だと思う事から目をそむけてしまいます。
だからまず、学校にまともに行かれない。行っても卒業出来ない。
物事を最後までやり遂げた事が一度もないのです。

その自己嫌悪のせいか、どこか自虐的であったり、投げやりであったりします。
「どうせ俺なんか・・・」
と自分に否定的であったり、かと思うと妙なところで妙なプライドを持っていたり。
そのくせ、大事な決断を迫られている時に限って、
「平気だよ、何とかなるよ」
と不真面目におちゃらけたりします。

さらに言いわけが多い。
だって」とか「でも」という前置きがとても多いのです。

で、こういった男子は皆、動物に興味がありません。
自分の事でいっぱいなせいか、可愛い動物をお世話しようとか、面倒を看ようとか
そういう発想が出てこないようです。

関心がない事もですが、心に弱さを持っている事は、動物にもわかるのでしょう。
わんこはこういった男子を無視するか、馬鹿にします。

いぬたま君の兄貴がウチに転がり込んできた最初の頃、きいちゃんは彼によく
ヘコヘコとマウンティングしていました。
きいちゃんはヘタレなので、弱そうなわんこにはマウンティングをしかけますが
人間にはしたことがなかったのです。
たぶん、よっぽど頼りなく見えたのでしょう。

そのきいちゃんですが、きいちゃんも「う~パク」という心の問題をまだ抱えています。
「パク」は最近ではかなり出なくなっていますが、「う~」はたまに出ます。
完全に克服したわけではありません。

でもわんこの心の病と、人間のそれとは根本的に違います。
わんこには、選択の余地が何もないのです。だからある意味、やむを得ない事情で
そうなったとも言えます。

人間には、選ぶ自由があります。学校にいく・行かない。仕事をする・しない。
チャレンジする・しない。(そうでない人もいるかもしれませんが、普通はあります)

心の問題はそれぞれの事情があり、原因も治療法もケースバイケースで
違うのですから、素人が乱暴な事は言えません。
でも、私の知っている限りのその傾向がある男子達は、皆安易な選択をしてきました。

勉強が嫌いだから、クラスメイトが嫌だから、学校に行かない。
良い仕事がないから働かない、等々。

これらの選択は、その時は楽で良いのですが、いわば自分の人生に借金
しているようなものです。
借金は、20代のうちならまだ返せますが、30代になれば利息が高くなってきます。
40代になればさらに難しくなってくる。
年をとればとるほど、逃げと言い訳を繰り返していればいるほど、だんだんと
不可能に近くなってきます。

甥っ子にもそんな話をするんですが、日々なんとなく食べていかれてしまう彼には
自力で立ち上がる事がまだ出来ません。

でもきいちゃんは違います。
きいちゃんがPWさんを決めたのではありません。センターに行ったのも、きいちゃんの
意思ではありません。
ウチに来た事もそうです。
わんこには、いつも選択の自由がないのです。
食事ひとつ、選ぶ事は出来ません。
環境が合わなくて、心の問題を抱える事になったきいちゃんを、どうして叱れるでしょう?

でも人間は、自分の意思で治せるのですよ。

身近な青少年に言いたいのです。
キミらは自分で選べるんだよ。だから言いわけをして、安易に逃げるのをやめなさい。
わんこは選べないのだから。

 ストーブの前が好き
ストーブの前を選択(目がつり上がってるよ)

膝枕が好き
いぬたま君の足枕を選択

あんぐり
噛み噛みしちゃうぞ~



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コメント
この記事へのコメント
そうなんですよね~!
その通りだと思います。
何か壁にぶつかったり、嫌な事があったら、そこで投げ出してしまう。
高校なら辞めてしまう。
美容師も見かけによらず、辛い仕事ですので、ダメなコは、すぐ辞めちゃうんですよ~
ココがダメなら、あそこ、次はアッチ・・・
でも、1つ目で逃げてしまうと、次の壁が来たら又逃げてしまう・・・という連続になる事が多いですね~
『だから、それを乗り越えろ!』って、言うんですけど。
美容学校なんて、大学並にお金がかかるのに(私らの頃とは違う)、すぐ辞めるコを見ていると・・・
『親不孝者~』って、思うんです。
働かなくても、家にいれば食べて行ける・・・っていう状況が、『働かなきゃ生きていけない』という、ハングリー精神を養うことがないんでしょう。
豊かな世の中の弊害・・・という事でしょうか?
心の病・・・というのは、周りだけじゃなく、自分自身が1番強く願う事が大切なんでしょう(回復を)。
ターミ姉ちゃんの、温かく的確なアドバイスが、彼らに届くといいですね~

そうですか!
きいちゃんは、見抜いてしまうんですね。
さすが、ワンコの勘・・・というのは、素晴らしいのですね。

それにしても、可愛い~
きいちゃんの、ゆるゆるの顔が可愛い!
ほんと、ハウルそっくり♪
ハウルより、ちょっとBigなだけで・・・(笑)
2010/02/22(Mon) 07:40 | URL  | チャム・リム・Y #79D/WHSg[ 編集]
Re:要心療内科系男子とわんこ (02/21)
私の甥っ子もそういう感じです。
でも、心療内科にさえ行かない…親が行かせない…
大学まで出たのに、1つ目の会社で無茶にこき使われて
体を壊して以来、ひきこもりです。

なんだか難しい世の中です。

私も現在ひきこもりだから、なんとも言えませんが、
戦う相手を間違うと、心の傷も深くなるようで
一旦落ちると戦い方も見つからなかったリ…

自分との戦いを放棄したところから、借金は始まるのでしょうね。
白旗掲げてる場合じゃないですね。

2010/02/22(Mon) 11:13 | URL  | vanira #79D/WHSg[ 編集]
Re:そうなんですよね~!(02/21)
チャム・リム・Yさん

そう、弱いんですよねえ。
一つには、成長過程において、幸か不幸か困難な事に出くわさなかった(親が何でもやってしまう、
若しくは勉強だけしていれば良い環境だった、等々)と言う事も
関係しているのかもしれません。

カミングアウトすると、私も中学の時に一時期不登校だったんです。
でも、幸い良い友達がいたのと、家族がなんとかカバーしてくれたので
その後立ち直る事が出来ました。
だからわかるんです。逃げに入ってしまうスパイラルが…
でもずっとそうしているわけにはいかないし、そこから這い出さないと
自分の人生はないんですよね。

一夜で変身するわけにはいきませんから、少しづつ自分を変えていくしか
ないんですが、どうも男子は自分の無理な課題を与えようとするみたいです。
「こんなこと」が出来ない人間に「どんなこと」が出来るんだい?って言うんですけど、
話だけはでかいんだよなあ。

だから動物たちは、そんな彼らの中身を見抜いちゃうんでしょうね。
そう言えば、爺様もガキんちょだった甥っ子に、良くマウンティングしていました。
馬鹿にしていたんでしょうねえ。

わんこは嫌な事があっても、逃げられないんです。
選ぶ事も出来ない。
だから、皆が皆そうではありませんけれど、私の周りの男子達には言いたいです。
自立する権利があるんだから、自分の足で立てよ、って。

わんこみたいに、可愛ければ良いってわけにはいかないんですから。(可愛くないし)

2010/02/22(Mon) 16:14 | URL  | ターミ姉 #79D/WHSg[ 編集]
Re[1]:要心療内科系男子とわんこ (02/21)
vaniraさん

やっぱり身近にいるんですね、良く言えば繊細、悪く言えば打たれ弱い人が…
そしてそのタイプの人は、圧倒的に男子が多いような気がします。
確かに御気の毒な事はあったかもしれないけど、でも立ち直って欲しいですね。

別に無理をする必要はないと思うんです。
人生休息も必要ですから、休む時は休んだら良い。
それを、罪悪感を持ちながら休んじゃったりすると、心の休暇になりませんから
お休みはお休みで良いと思います。
vaniraさんは体の不調があったから、仕方ないですもん。
私の周りの男子達は、風邪もひかないくらい丈夫です。
五体満足です。大きな挫折と言うほどの挫折もしていません。
単に嫌なことから逃げ回っているだけなんです。
それで人生済むと思ったら大間違いだよ、とわかって欲しいんですがねえ…

甥っ子さん、十分休んで気分転換をして、必要なら治療もして
新しい一歩が踏み出せると良いな。
一度失敗から這い上がると、きっとたくましくなってくれるのでは…
休戦もアリですよ~
2010/02/22(Mon) 16:24 | URL  | ターミ姉 #79D/WHSg[ 編集]
待っているのは自己破産
現実逃避を「借金」に例えるのって、すごくピッタリですね。人生の「勝ち組」と「負け組」みたいな表現がよく使われますが、借金が多くのしかかっても、一度自己破産してしまうと、昨今の日本ではなかなか再起できない、ということを頭に置いてほしいです。一度自己破産してしまうと、もうなんともならないのです。抽象的な表現かもしれないけど。
といくら言っても、実際に落ちてしまうまで目が覚めないんだろうなぁ。

自己破産寸前の連中ばっかりが、これからの日本を担っていくのかと思うと、お先暗いですねー。
2010/02/22(Mon) 16:45 | URL  | Purdy #79D/WHSg[ 編集]
Re:待っているのは自己破産(02/21)
Purdyさん

別に差別するわけじゃないんですけど、現実逃避タイプは男子に多い気がします。
私の知る限り、自殺する人も男性ばっかしでした。女性の方が強いです。
まあ、自殺は現実逃避のもっとも極端な形なんでしょうけれど…

自分の人生における借金は、若い時は多少なりともあるかもしれません。
そんなに誰もが、何もかもストレートにはいかないでしょうから…
ただ、どこかで返していかないと、返せなくなってしまうと思うんですよね。
良いよ、自己破産すれば…みたいな甘い考えが、彼らの言動にちらつきます。
心優しいいぬたま君は、放っておいたら兄貴が無縁仏になっちゃうって心配するんですけど
当の本人はイマイチしゃかりきになっているふうでもなく…
発達障害の疑いもあるので、簡単には変わらないのかもしれませんが
何よりも自分自身が「これじゃいかん」と思わなくては始まらないんですよねえ。

神経症の男子と、アタマ空っぽの女子ばっかりじゃあ、日本はおしまいです。
そうじゃない子もいるんだけど、少ないかなあ…ガックシ。
2010/02/22(Mon) 20:00 | URL  | ターミ姉 #79D/WHSg[ 編集]
Re:要心療内科系男子とわんこ (02/21)
今の若い人たち(に限らないけど)
子供のときに我慢や試練が少ないのかもしれませんねえ
なんでも買ってもらえ 物は豊富で 一人っ子だと我慢をすることがないですよねえ
やはり雑菌のあるとこで図太く育たなくてはいけませんねえ
ストレスに弱くなっているんでしょうね
アフリカの飢餓難民や戦時中の日本にはそんな病気はあまりないような気がします
2010/02/24(Wed) 13:39 | URL  | DOGLAB #79D/WHSg[ 編集]
Re[1]:要心療内科系男子とわんこ (02/21)
DOGLABさん

ですよねえ。
心の病はいろいろな原因があるので、一概には言えないけれど、
この男子達に限って言えば、「我がまま病」であったり「贅沢病」であったりすると思います。
ああ、そう言えば看護師さんの友達が前に言ってたなあ。
若い子じゃないけど、結構お金持ちのおばさんが、「あっちが痛いこっちが痛い」で
特に悪いところがない癖に、年中不平不満ばっかり漏らして、マイナスに生きているって。
贅沢病ですよね。経済的に不自由なかったら、何でも好きな事すれば良いのにって思っちゃう。

生きて行くの必死だったら、つまらないことで不平たらたら言ってる場合じゃないですよね。
追い詰められたら、この青少年達も変わるのかもしれないけど
でも最近の子は、安易にホームレスになりそうな気も…
2010/02/24(Wed) 15:27 | URL  | ターミ姉 #79D/WHSg[ 編集]
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秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
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